住まいにランドリールームがあると便利です。
すでにランドリールームがある家も、これからリフォームでランドリールームを作る家も、機能的なランドリールームを作ることで、洗濯という家事が楽になっておすすめです。
リフォーム方法のポイントや間取りのおすすめをご紹介します。
ランドリールームとは
そもそも、ランドリールームとはどのような部屋なのかですが、洗濯に関することがすべて行えるスペースとなっています。
洗う、干す、乾燥させる、取り込む、アイロンがけ、たたむ、しまうまでができるスペースのことです。
洗濯機や、乾燥機、物干しスペース、アイロン台やテーブルがあり、たたんで収納することがここで行えます。
ランドリースペースがあると、洗う、干す、取り込むなどで、部屋を移動して作業をせずに済み、動線が短くなって一度に行えておすすめです。
最近では、ランドリースペースを作るリフォームや、すでにあるランドリースペースを改善するリフォームも多く行われています。働いていて家事で忙しい家庭なども、ランドリールームがあることで、非常に便利になります。
ランドリールームのリフォームで必要なものやポイントは?
ランドリールームを作る場合に、どのようなものがあると便利なのかについて、詳しく見ていきたいと思います。また、リフォームの際のポイントも参考にしてください。
アイロンがけやたたむ作業台
ランドリールームで洗濯物にアイロンをかけたり、たたんだりする作業台があると非常に便利です。
洗濯物を仕分けたり、アイロンを掛けたり、ほつれがあるものなどを縫ったりすることが可能になります。
それほど広くなくても、奥行40cm程度でスペースに合わせて造れば重宝します。
できれば腰掛けても使えるような高さにしておくといいでしょう。
作業台があることで、これまで、ほかの部屋に洗濯物を持っていっていたことが、移動せずに済みます。
動線も考えて、洗濯機の横などに一直線に作業台を設置するのも、おすすめポイントです。
ランドリールームのリフォームでは収納スペースの希望が多い
ランドリールームのリフォームでは、収納スペースを確保したいという希望も多くあります。
干したものをたたんですぐにその場でしまえれば動線も短くて楽です。
下着やタオルなどの収納がランドリールームに多くできたら非常に便利です。
細かな収納ができるように、引き出し式収納があると重宝します。
もしくは、細かくカゴで分けたものが入れられるような棚があると便利です。
ランドリールームをリフォームする際にはどのくらいのスペースが必要?
ランドリールームが欲しくても、スペースがないと諦めている場合もあるでしょう。
新しくランドリールームをリフォームする際には、どのくらいのスペースがあればできるのかも参考にしてください。
ランドリールームのスペースは物干しスペースも入れたら3畳~
洗濯機・乾燥機と収納だけなら2畳でも可能ですが、物干しスペースやアイロンがけの作業台スペースまで入れたら3畳~4畳はあるのがおすすめです。
作業台を作る場合には、作業台の下に収納スペースを設けて、スペースを節約するのもいい方法といえます。
ランドリールームをリフォームで設置する場合には動線も考えて
ランドリールームをリフォームする場合は、浴室や洗面脱衣所に隣接した場所になることが多いでしょう。
できれば、外干しする場合は、外干しへの動線がいい場所に設けるのがおすすめですが、間取りとして難しい場合も多くなります。
大きくリフォームする場合は、外干しできる勝手口などがあれば、動線がスムーズで最高です。
また、リビングからできれば近いのもおすすめです。
あまり、リビングから遠いと洗濯という家事自体が面倒な印象になってしまうでしょう。
ランドリールームの間取りのおすすめは?
ランドリールームの間取りとしては、スペースがあれば独立した空間を作るのがおすすめの方法です。
難しい場合は、洗面脱衣所と一緒の空間でもおすすめです。また、キッチンなどとも近いことで、家事動線が便利になります。
具体的な間取りについても、参考にしてください。
ランドリールームを独立させるリフォームで落ち着いた家事空間に
スペースがあるならば、ランドリールームを洗面脱衣所の隣に独立させて作るのがまずおすすめです。
独立させることで、浴室や洗面脱衣所を利用するほかの人と動線もかぶらず、洗濯が落ち着いてできます。
家事に集中できる空間を作ることができます。部屋干しする際にも気兼ねなくできます。
洗面脱衣所と兼用する間取りならばスペースの節約に
洗面脱衣所と兼用する間取りにするならば、スペースの節約になります。ただ、洗濯物を干したり、アイロンがけをしたりがしにくいときもあるでしょう。
洗濯機で乾燥まで済ませてしまう場合は、兼用でもおすすめです。
キッチンに近い動線の方がおすすめ
ランドリールームをリフォームする場合は、キッチンから近い方が便利です。
キッチンとの行き来が簡単で、キッチンで料理をしながら洗濯をするときなど、忙しいときにも使いやすくなります。
高齢になってリフォームする場合も、住まいの家事動線は短い方が楽でおすすめです。
リビング近くにサンルームとしてリフォームする間取りも
リビング近くにランドリールームを作りたい場合は、サンルームとして作るのも一つの方法です。
南側にサンルームを作って洗濯物を干したり、寛いだりする住まいの空間を作るのもいいでしょう。
屋根や壁をガラス張りにしたサンルームは、部屋を明るくし、もう一つの寛ぐリビング空間となります。
洗濯機置き場からは離れてしまうことが多くなりますが、干す、たたむなどができるスペースを作ることは可能です。
ランドリールームのリフォームのポイントや間取りでは動線を大事に!
ランドリールームのリフォームについてポイントや間取りなどをご紹介しました。
住まいの中で、洗濯という家事動線を大事にリフォームすることが大切です。
最近では洗濯機で乾燥まで済ませる人も多いため、ランドリールームでたたみ、片付ける収納ができれば、すべて済む場合も増えています。
また、ランドリールームがあることで、落ち着いた家事空間になり、家事デスクでゆっくりしてみるといいでしょう。ランドリールームをリフォームして住まいを快適にしてみるのがおすすめです。