リフォームで内装の張り替えをするポイントとは?

壁や天井や床などの内装のリフォーム工事をしたいという場合に、張り替えをするポイントについてご紹介します。
張り替えをすることで、部屋の雰囲気も新しくなっておすすめです。

リフォームのポイント、素材や色柄の選び方などについて参考にしてください。

 

壁や天井や床などの内装リフォームとは

壁や天井や床などの内装が劣化してきて、リフォームをしたいというときも多いでしょう。
場所によってどのような傷みが出てくるのかをまずご紹介しますので、参考にしてください。

 

壁や天井の壁紙やクロスは5年~10年で劣化

壁や天井の壁紙やクロスは5年~10年程度で張り替えることが多くなります。
壁紙やクロスが剥がれてきたり、穴が開いたり、くすんできたりするためです。

そのままにしておくと、さらに広がっていきますので、なるべく早く壁紙やクロスを張り替える工事をしてください。
特にキッチンの壁や天井のクロスは劣化しやすく、油汚れでくすむ場合もあります。

また、トイレの壁紙やクロスも汚れが目立つ場合があります。

 

床も10年前後で劣化

床の場合にも10年前後で傷みが出てきます。傷や穴、凹みができたり、色が褪せてきたりするでしょう。
ミシミシするようになったり、きしんだりたわんだり、腐食してきたりするときもあります。

シロアリの被害にあっている時もあって、注意が必要です。

 

内装の張り替えをするかどうかのリフォームのポイントは?

そのようなときに、内装の張り替えのリフォーム工事をするかどうか、ポイントもご紹介しますので、参考にしてください。

 

傷や凹みなどの症状は部分的な修理や補修も可能

内装の場合、傷や凹みが部分的で小さければ、その部分だけを修理や補修することも可能です。
埋めたりすることもできます。

 

腐食や傷みがひどいときは全面張り替えが必要

腐食や傷みがひどい場合は、すぐに対処し、張り替え工事をする必要があります。
特にトイレや洗面所などの水回りの腐食などは、早く対処するのがおすすめです。

 

リフォームする際の張り替えの相場

リフォームする際の壁紙やクロス、床材を張り替える相場についても次にご紹介します。

 

リフォームで壁紙やクロスを張り替える相場

壁紙やクロスを張り替える際の相場は、1㎡当たり約1,000円~1,500円程度です。
量産商品であれば、さらに安い壁紙やクロスもあります。

リフォームして張り替える場所別では、キッチンの場合は約4万~7万円程度、トイレの場合は約3万~6万円程度、洗面所では約4万〜6万円ほど、廊下では約2万~6万円程度が相場で、広さや選ぶ商品のグレードによって費用が異なってきます。

 

リフォームで床を張り替える相場

床を張り替える場合は、床材によって費用が異なり、また施工方法によっても変わります。
上から重ね張りするのか、新しく張り替えるのかによって費用が異なり、上から重ね張りする方が安く済む傾向です。

フローリングを新しく張る場合は、6畳で約9万~18万円、クッションフロアで約4.5万~10万円、フロアタイルで約5.5~10万円程度が相場です。

また、畳からフローリングに張り替える場合は施工の工事費用が高くなります。

 

リフォームの際の壁紙・クロスの素材や色の選び方

リフォームの際に施工方法だけでなく、どのような壁紙や床の素材にするのか、張り替えの色や柄なども考える必要があります。

壁紙・クロスの素材は、塩化ビニール樹脂、プラスチック、無機質(漆喰や珪藻土、ガラスなどで作られたもの)、紙、繊維があり、主に塩化ビニール樹脂系とビニール製のタイプが多くなります。

安くて耐久性もあって、水にも強いのが魅力の素材です。また、プラスチック系は傷にも強い商品です。
柄は、木目柄やレンガ柄、また塗り壁のような雰囲気のある柄や都会的なコンクリート柄やかわいい花柄などがあります。

 

キッチンの壁紙・クロスの素材や色柄の選び方

キッチンの場合は、油汚れや水汚れが多くなります。汚れが目立ちにくく、水拭きできる壁紙やクロスがおすすめです。

色柄も清潔感のある色柄を選ぶのがいい方法です。
また、モダンな雰囲気のキッチンにする場合もあるでしょう。

 

トイレや洗面所の壁紙・クロスの素材や色柄の選び方

トイレや洗面所の壁紙やクロスは、水垢も付きやすい場所です。
掃除がしやすく清潔な感じの壁紙やクロスを選ぶのがおすすめです。

明るくて落ち着いた色柄などを利用すると良いでしょう。

 

天井の壁紙やクロスの素材や色柄の選び方

天井の壁紙やクロスを選ぶ場合は、壁と同じような色合いや素材を利用することで、部屋を広く見せることができます。
明るめの天井の色にすることで、開放感があります。

 

床材の素材や色柄の選び方

床材をフローリングに張り替える場合も無垢のフローリングを選ぶ場合は、高額になります。
無垢材は木の雰囲気が人気で、木の種類や木目の色や雰囲気で異なる味わいになります。

無垢材は、節がない無垢材を利用するほど高級商品になります。
ただし、防音性がないため、マンションなどでは、単価も安い複合フローリングの方がおすすめの商品です。

 

リフォームで内装を張り替える際の注意点

リフォームする際の張り替えの注意点についてもご紹介します。
壁紙やクロス、床などは一部分を張り替えることもできますが、全面を張り替えることで、新築のような雰囲気になっておすすめです。

また、部分的に張り替えた場合には、そこだけが目立ってしまうこともよくあります。
実績のある業者を選んで、素材や色柄、おすすめ商品などもアドバイスをもらいながら利用してみるのがいい方法です。

ほかのリフォームなどを行う際には、一緒に行えるように利用してみてください。

 

リフォーム工事での内装の張り替えは5年~10年で確認しながら行いたい!

内装の張り替えは、5年~10年経ったら確認をしてみるのがいい方法です。
結構傷んでいることも多くなります。

特にキッチンやトイレ、洗面所などの水回りの内装は、壁紙やクロス、床などの内装に傷みがあることが多いでしょう。
汚れや剥がれ、傷などが気になる場合は、張り替えのための施工工事をするのがおすすめです。

広がらないように早めに施工するようにしてください。

費用はかかりますが、家の耐用年数も考えて、一度きれいに全面張り替えをして部屋の雰囲気を新しくしてみるのも良いリフォーム方法です。