水回りのリフォームをする年数はどのくらい？まとめてやるのがおすすめ？

2022.12.16

水回りをリフォームするのは、どのくらいの年数で行う人が多いのでしょうか。
おおよそ10年～15年ほど経つと、キッチンやトイレに何らかの支障が出てくることが多くなります。

水回りのリフォームのタイミングや目安をご紹介します。
また、リフォームをまとめてやる方がいいのかについても参考にしてください。

水回りのリフォームは、ある程度の年数が経つと検討する人が多くなるでしょう。
リフォームをするタイミングや目安は、何を基準にして行ったらいいのでしょうか。

また、費用の面もありますので、リフォームをまとめてした方がいいのかについても、詳しくご紹介します。
参考にしてみるといいでしょう。

水回りの設備とは

水回りの場所といえば、キッチン、浴室、トイレなどがあります。
キッチンや浴槽、給湯器、洗面化粧台、トイレなどは、年数が経つとさまざまな箇所に問題が出てきます。

新築の家も年数が経つと、水回りから老朽化が進むことが多くなります。
水回りの設備には、それぞれに耐用年数がありますので知っておくことが大切です。

キッチンの耐用年数ですが、15～20年とされています。
特にコンロや水栓、ビルトインの食器洗浄機などは、10年で耐用年数を迎えることが多いとされています。

コンロがつかない、水栓が水漏れをする、さびやガタツキが出てきます。
ビルトインの食器洗浄機も電源が入らなかったり水漏れが起きたり、音がするようになるでしょう。

毎日使うものですので、すぐにリフォームを検討する人が多い傾向です。

また、浴室の耐用年数も15年程度となっています。
ユニットバスの場合、コーキング部分が劣化することから耐用年数を迎えてしまうことがあります。

浴槽の外側の基礎に濡れた跡がある場合は注意が必要です。水漏れが発生していることがあります。
また、シャワーやカランからの水漏れがしたり錆びついていたり、浴槽や洗い場のヒビなどがあれば劣化のサインです。

トイレの耐用年数は10～15年です。便器自体は長持ちすることが多いのですが、ほかの部分で水漏れを起こすようになります。
タンクが10年程度の耐用年数と短く、配管が20年程度の耐用年数となっています。

また、老朽化に伴い、節水タイプなどにリフォームしたりすることも多い傾向です。

こうして見ていきますと、キッチン、浴室、トイレといった水回りは10年～15年で耐用年数を迎えるものが多くなります。
そのため、同時期に一緒にリフォームをするということがおすすめされています。

水回りのリフォームをなぜ一緒にするのがいいのかですが、リフォーム工事をやる場合に一緒にやった方がメリットが大きいからです。
また、費用も一緒にリフォームした方が抑えられておすすめです。

水回りのリフォームを行う場合、例えば浴室をリフォームして横にあるトイレはそのままにした場合、トイレに気を付けながら浴槽だけを交換する作業を行う必要があります。

また、トイレなどを交換してリフォームをする際には、一度前のものを解体することが必要です。
その際に床のクロスも張替える必要がありますが、どうせなら一緒に張り替えた方が時間的にも費用的にも安くなります。

水回りを一緒にリフォームすると、その間使えなくなるのは大変ですが、一気にリフォーム工事をすることを考えるのもおすすめといえます。

水回りのリフォームの費用はどのくらいなのかについて見ていきます。
それぞれの相場についても知っておくといいでしょう。

個別に見積もりを取った場合、キッチンのリフォームの相場は50～150万円と幅広いものになっています。
キッチン本体のメーカーやランクによって大きく幅があるのが現状です。

また、キッチンのスタイルを変更したり、場所を移動したりすることでも費用が多くかかります。

トイレのリフォームの場合は、便器のみの交換の場合は、グレードにもよりますが、10万円未満～20万円程度で済みます。
内装工事も行えば14～30万円程度です。

ユニットバスを同じタイプにリフォームした場合はいいのですが、異なるタイプに交換したり、浴室の大きさを変えたり、移動することによって費用が高くなります。

予算に合わせて検討するといいでしょう。

水回りのリフォームをキッチン・浴室・トイレでまとめて一緒にした場合ですが、70～180万円程度となっています。
それぞれでリフォームするよりも、費用が節約できますのでおすすめです。

水回りをリフォームしないでいると、どうなるのかについても最後にご紹介したいと思います。
水回りの劣化は見た目にはわからなくても、家の寿命を短くしてしまう可能性があります。

浴室やキッチンなどはカビも発生しやすく奥にカビが発生して、床材を腐らせたり、シロアリを発生させたりする原因になり、注意が必要です。

また、水回りを早めにリフォームすることで、水道代が安くなっておすすめです。
最新のトイレなどは節水タイプとなっていますので、経済的にもおすすめですので、検討してみるといいでしょう。

水回りの耐用年数について見てきました。水回りは10年～15年経ったあたりからさまざまな問題が出てきます。
どこかで問題が発生した場合は、ほかの水回りも一緒に点検するのがおすすめです。

ほかにも問題があることも多く、水回りのリフォームは一緒に行うのがいい方法です。
見積もりも一緒に取って、安い費用で依頼してみるのがおすすめの方法といえます。

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